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 「未活用化学資源の高度利用を可能とする合成化学の開拓」を旗印に,教職員・研究員8名,院生・学部生9名で研究に取り組んでいます。 「工業的に重要で,科学的に面白い有機合成反応を開発して,より良い社会の実現に貢献したい」これが研究の動機であり究極の目的です。
 このために,資源・エネルギー問題へ新たな解法を提供するような新触媒,新物質を創り出し,従来不可能であった有機分子変換反応を発見・設計・開発することを目標としています。
 現在のテーマとしては,鉄に代表される普遍金属元素の特性を活用する触媒的有機合成反応の開発と生理活性物質や電子材料用途が期待される有用化合物合成への応用, アミノ酸やペプチドがもつ高次・超分子構造を形成する性質や分子を認識する能力を利用した機能性金属錯体触媒,ならびに機能性金属ナノ粒子触媒の創製,木質リグニンに代表される再生可能炭素資源の高度利用に取り組んでいます。

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研究室に所属して,スタッフの指導を受けているだけでは,知識や技術,研究能力は何も身につきません。実験操作を習っても,「その操作の持つ,化学的な意味は何かな?」という疑問を抱き, 「もっと効果的な方法はないかな?」と工夫をしなければ、知識や技術は身につきませんし,研究の愉しみも半減してしまいます。日々の実験計画の立案から,反応の実行,生成物の解析,反応機構 の議論の中で,皆さんが発揮する主体性が研究を成功に導きます。有機合成化学の実験操作,核磁気共鳴分光法や質量分析法などをもちいた構造解析,量子化学計算ソフトをもちいた分子モデリングや シミュレーション,論文やレポートの書き方,効果的なプレゼンテーションの方法,そして分子科学の基礎知識が研究活動に取り組むことで身に付きます。これらの化学研究の基本を習得した皆さんが, 夢の新物質・新反応を創り出すための第一歩を踏み出す,そのお手伝いが出来ればと考えています。

研究室の集合写真

「より良い社会・未来のためには?」
研究の世界に羽ばたきましょう。